災害対応住宅研究委員会Report

2022年度活動計画

全国で毎年のように発生している自然災害等について、大手メーカーや一部の建材・設備メーカーに等の遅れをとることなく災害対応アイディアを建て主に向けて提案できる情報を取りまとめて公表することを目的としている。
昨年度までの2年で災害対応事例の収集と検証を行い、主に新築住宅を提供する際に、工務店として建て主に提供すべき情報やアイディアを取りまとめ、計算や実験などの検証を行い公表を行った。
今年度は、既存住宅のリフォーム等で活用できる災害対応アイディア、被災住宅の改修の効率化を図るアイディアの情報収集と研究を行う。
既存住宅における研究ととりまとめおよび冊子化を15 周年記念大会までに行う。
15 周年記念大会でこれまでの成果である新築・既存版災害対応住宅アイディア集冊子を配布又は頒布。施主にも災害について考えていただけるような冊子にしたので、施主に配布したい会員工務店さんにまとめてご購入いただくという需要が想定でき、頒布も想定している。

委員会開催:奇数月第3水曜日14時開催、11月は15周年記念大会

令和4 年05 月18 日(水) 東京/Zoom アンケート結果の検討
令和4 年07 月20 日(水) 東京/Zoom 災害対応勉強会 アンケート結果のとりまとめ
令和4 年09 月21 日(水) 東京/Zoom 災害対応住宅アイディア集追録下校検討
令和4 年11 月09 日(水)   東京   15周年記念大会 分科会;災害対応住宅アイディア集(新築・既存)版公開
令和5 年01 月19 日(水) 東京/Zoom 次年度の検討
令和5 年03 月15 日(水) 東京/Zoom アンケート等の検討

活動報告

令和4年11月9日 分科会を開催しました

令和4年11月9日に分科会を開催しました。

テーマ:「地域工務店が災害を乗り越え、災害に備える」
2年間かけて協議を続け、ようやく「災害対応住宅アイデア集2022」を作成することができました。
全世界では異常気象による想定外の災害がたくさん発生しています。
それは、自然災害だけでは済まされないのではないか、
建築に携わる者として事前に準備をしておけば大暑できることがあるのではないか、と考えてきました。
当日は災害を実際に経験した私たちの仲間が有事の際の対応を語り、
会員の皆様にも一緒に勉強していただきました。

令和4年9月21日 委員会を開催しました

1)15周年記念大会分科会について
2)新築版アイデア集の追補項目について
3)既存版アイデア集の今後の作成方針について

令和4年7月20日 委員会を開催しました

委員長のご挨拶の後、正会員専用ページのINFORMATION内で発行の
【災害対応住宅アイディア集2022(会員工務店様向け)ダウンロード版】について解説しました。

本冊子は、地域工務店が全国各地で発生する災害についてどう対応してゆくべきかの
アイディアをまとめたものです。
全国の実際に災害を経験した会員の知見をもとに編集したもので、
工務店会員にはお施主様への低尾案の準備として活用いただきたい旨を併せて紹介しました。

委員からの主な要望として、危険を伴う応急養生・修理などが必要なケースでは、
より安全に施工などを行うことが重要で事故につながることを避けなければなりません。
その意味では被災対応をした会員の経験について情報を共有すべきとの意見がありました。

後半では、11月に開催のJBN創立15周年記念大会分科会に向けた打合せを行いました。

令和4年5月18日 委員会を開催しました

1)本年度計画
2)アイデア集 修文について
3)アンケート配布について
4)15周年記念大会分科会について
 1.分科会の内容の検討
 2.パネラーの検討
5)次回以降の委員会開催について