令和4年5月12日 委員会を開催しました
委員長より本年度の活動方針として、次の3点についての課題が示されました。
①大工育成に取り組む工務店をサポートする委員会としたい。
②まだ取り組みをしていない工務店に、大工の育成が必要だと、どうやって気づいてもらえるか。
③新しい委員を増やすことが大工育成につながるので、さらに委員を募りたい。
以上を踏まえて、自由討議の座談会方式にて開催されました。
課題とすべき分野検討では、特に以下の(1)~(4)について意見が出されました。
(1)若い入職者が少ない
就業規則の制定および労基への届出、そして社員にオープンにする。
また、その内容を伝えて募集することが基本 など
(2)一定の離職が発生
・せっかく育った30~40歳代の職人が離職する(適切な給与が必用)
・若手も離職する
・50~60歳代は離職が少ない傾向
・大工の社員化に伴い施工スピードが遅くなる傾向への対策 など
(3)大工の育成の仕方
・名プレイヤーが名監督ではない傾向がある
・稼ぎたい人の下では人が育たない傾向があるのでは
・十分に育った大工をそのまま社員継続と請負大工として独立するかの選択の道を示す など
(4)外国人や女性の大工について
・難しい
・結婚して辞めてしまう傾向がある
・外国人は日本に骨を埋める人でないと雇いにくい など