令和4年4月6日 委員会を開催しました
●各地域の断熱・省エネ性能の多段階化、LCCM 住宅等に向けて
令和4年4月1日から断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6が創設されました。
また10月1日からは断熱等性能等級6・7(戸建住宅)が創設される見込みです。
JBNでは「脱炭素社会に向けたロードマップ」を作成し、
2025年にZEH基準、2030年に等級6(G2レベル)、2050年にLCCM住宅の実現を目標にして、
勉強会や委員会を開催し、サポートを充実していきます。
●省エネ性能多段階化を検証
都内のエネルギー消費量の約3割を占める家庭部門の省エネルギー対策を推進するため、
東京都では令和元年度から「東京ゼロエミ住宅」を新築した建築主に対し、
その費用の一部を助成する事業を実施しています。
令和4年4月から基準の多段階化が実施され、一番高い水準ではG2(外皮平均熱貫流率0.46)レベル、
かつ国が定める省エネルギー基準からの削減率40%が求められます。
株式会社参創ハウテック尾崎氏から、基準に適合させる住宅の仕様について、
具体的にご説明いただきました。
東京ゼロエミ住宅のリーフレットや東京ゼロエミ住宅の設計・施工事例紹介資料について、
下記のサイトで確認できます。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/tokyo_zeroemission_house/kouhou.html
●各連携団体の取組シリーズ「KKN/熊本工務店ネットワーク」
(一社)KKN久原会長からKKNの取り組み(設立からの歩みや災害対応、行政との連携、年間活動内容、
会員の勉強会出席率を上げる取り組み、今後の課題など)についてご紹介いただき、
その後に意見交換を行いました。
連携団体の取り組み紹介はシリーズ化して今後も続けていく予定です。