委員会・部会活動報告Report

活動報告

令和3年9月8日委員会を開催しました

次世代工務店の経営計画書について、事例発表とディスカッションを行いました。会の副会長である大月俊副会長は、今年度から会社の代表取締役になり、右も左も分からないまま経営を進めていく中で、しっかりとした会社の経営目標を決めるため、取引のある銀行や協力事業者、社員を安心させるために経営計画書を作成することを決意されました。これをきっかけにまだ経営計画書に取り組んでいない委員と情報共有を兼ねて開催に至りました。今回先進的に取り組んでいる委員の広島県所在の(株)池芳工務店の代表取締役 池田芳史様、徳島県所在の(株)誉建設の代表取締役 鎌田晃輔様、三重県所在の野地木材工業(株)の専務取締役の野地伸卓様の御三方に実際に自社で策定している経営計画書の説明や作成に至った経緯をお話しして頂きました。

池田様の事例紹介では、2019年に代表取締役に就任して、経営状態を安定するために付合いのある銀行と経営計画書を作成して、売上目標や粗利率、受注が見える案件が幾つあるかなどの数値を明確にして、顧客・業務・財務の3つの観点を元に今期の経営方針を決めていきました。鎌田様の発表では、代表取締役に就任して、会社をどのようにしていきたいか自分の「思い」を決めるため、中小企業家同友会の経営指針塾に参加して経営指針計画書を作成されました。しかし当時の経営では「思い」だけでは足りなく、先の未来を想像する財務・管理会計計画が必要であることが分かり経営改善計画を作成して業務の洗い出しや資金の流動性の確認を行い、「思い」と「数値計画」を両立した経営指針計画書を作成して、今の仕事に活かしていることを紹介。野地様の発表では、上手く経営してきた先代の「勘」という物差しをどうやって自分が実現できるかを明確化するために経営計画書を作成した。今回の発表で3C分析やSWOT分析を用いた現状分析からの計画書の作成手順、策定した計画書の内容をどのように社員へ落とし込んでいくかの方法、運用方法を詳しくお話して頂きました。

事例発表後は、各発表者への質疑応答や給与や賞与等について意見交換を行い、作って満足するだけの経営計画書ではなく、活用して次年度の経営に活かせる計画書作りをどのようにしていくかの話し合いをしました。