令和3年7月9日 委員会を開催しました
築140年の古民家改修を見学しました。
改修計画について伺った主な内容は下記の通りです。
●建物は関東の農家に多い田字形平面、束基礎、屋根の架構は和小屋形式、寄棟屋根。
●意匠設備設計は㈲鈴木アトリエ一級建築士事務所、
構造設計は㈲山辺構造設計事務所が担当。
●既存不適格建築物(建築基準法制定以前の建物)を改修するにあたって
建築確認を取得し建物の資産価値を向上。
●国土交通省の「検査済証のない建築物に係る
指定確認検査機関等を活用した建築基準法適合状況調査のためのガイドライン」に
基づき、適合状況調査を実施。
●耐震改修は基礎と屋根架構の補強を行い、必要な壁量を追加。
●Iw=0.6からIw≧1.0以上に改善。
●断熱改修は、HEAT20のG2グレード。
