大工さんになるにはCarpenter

大工になるにはどうしたらいいの?

大工さんになるには、

  • 1学校で学ぶ
  • 2現場で学ぶ

の2つの方法があります。

大学の技能を勉強する学校には、高等技術専門学校や技術専門校など都道府県が設置する職業訓練校、民間が運営する専門学校の大工コースなどがあります。
ここでは、建築に関する技術や知識の基礎を学びます。
基礎が理解できていても、実際に役に立つ技量は、建設現場で経験していくことで身についていきます。
したがって、職業訓練校や専門学校などに通うことなく、工務店に就職したり棟梁に弟子入りしたりと、直接現場に飛び出していく人も多くあります。
大工の仕事を一通り経験し、木材の加工や組み立てなどの技術を覚えるまで3年はかかるといわれ、建築大工技能士、木造建築士、二級建築士などの国家資格を取得し、「一人前」と言われるように成長していきます。
その後も、新しく登場する素材についての知識を得たり、木造建築の設計や管理、バリアフリーやアレルギー対策など、家をつくる人の要望に応えられるように技術を磨いていきます。